心に残る後遺症|PTSDに蝕まれる前に|フラッシュバックから心を守る

PTSDに蝕まれる前に|フラッシュバックから心を守る

医師

心に残る後遺症

男の人

PTSDとは、強いショック体験を受けたことにより、体験後しばらくたっても様々な症状に悩まされるストレス障害のことです。引き金となるショック体験には様々なものがあり、事故、自然災害、虐待、いじめ、テロ、パワーハラスメント、セクシャルハラスメント、体罰、強姦などが代表的なものです。これ以外にも、本人にとって強いストレスとなる出来事ならばPTSDの原因となりえます。PTSDの特効薬はありません。心に残る傷のため、周囲の理解と協力を得た上で、少しずつ治療していくしかありません。代表的な治療方法には、認知行動療法やカウンセリングなどがあります。こうした治療には精神科や心療内科、カウンセラーとの協力がかかせません。また、原因や症状によっては漢方薬の処方が有効なこともあります。完治には時間がかかるので、ひどい症状については対症療法を利用して対処し、根本治療にはカウンセリングなどを根気よく続けていかねばなりません。そのためには自分にあうよいドクターを見つけることが重要です。

PTSDの特徴は、特効薬がないという点です。また、発症しやすい年齢や性差などもばらつきがあり、症状や対処法も個人差が大きいです。そのため、一概にこうすればよいというものではなく、一人一人の症状に応じて対応していく必要があります。PTSDは原因となる出来事が起こってからすぐ発症することもあれば、しばらくたってから発症することもあります。発症する時期によって急性PTSDと遅延性PTSDにわかれます。主な症状としては、発汗、動悸、めまい、吐き気、不眠、食欲不振といった身体的症状もあれば、イライラ、抑うつ状態、興味の低下、判断力の低下などといった精神的症状もあります。また、原因となる出来事に類似した出来事に遭遇したときも症状がでることが多いです。原因となる出来事によっては、時間が解決してくれることもありますが、虐待やいじめなどといった人間関係や他者からの危害に基づくPTSDは時間がたつと症状が重くなることも少なくありません。いずれの場合も、治療の肝は理解し支えてくれる人の存在です。

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