誰にでもなりうる|PTSDに蝕まれる前に|フラッシュバックから心を守る

PTSDに蝕まれる前に|フラッシュバックから心を守る

医師

誰にでもなりうる

ドクター

トラウマの恐怖

誰でも一つは怖いものや、トラウマとなっているもの、ショックな出来事がありますが、年齢を重ねたり、時を経ることに薄らいでゆき、日常生活を送ることに支障なく暮らしています。しかしPTSDという症状に陥った人はそうではありません。PTSDとは心的外傷後ストレス障害という病気です。PTSDは、強いストレスがかかった出来事や、強烈なショックを受けた体験が心に深い傷やダメージとなり、時間が経てもその経験や体験に対して強い恐怖やストレスを感じてしまうものです。PTSDを発症する体験とは、震災などの自然災害や火災・事件や事故・暴力や性犯罪などがあげられます。大地震などの震災でも、PTSDを発症しない人もいます。または何か月か経った後にPTSDの症状が現れることもあります。経験した体験がふいによみがえり、怖かった記憶を思い出してしまう・不安や緊張が続き何もできなくなる・めまいや頭痛・嘔吐・不眠といったさまざまな症状に苦しめられるようになり、日常生活にも支障をきたしてしまいます。

専門機関を受診する

人によって怖い経験やトラウマは異なり、同じ体験をしてもPTSDを発症しない場合もあります。心の弱い人や、気持ちの優しい人ばかりがかかる病気ではなく、誰にでもなりうる可能性があるのがPTSDです。普段何気なく暮らしていたり、怖い思いをしたことをすっかり忘れていたとしても、突然ふとした瞬間につらい経験や恐怖がよみがえるという症状が現れます。そのため、常に緊張してしまったり、イライラする・警戒心が強くなるという症状が現れ、不眠症や精神不安定な状態に陥ってしまいます。恐怖感が起こるきっかけがわかると、しだいにそれを避ける行動に出るようになります。そのため次第に日常生活や社会生活に支障をきたしてしまったり、対人関係にも影響を及ぼすことがあります。数か月同じような症状が続く場合はPTSDを疑い、専門機関へ相談したり心療内科などを受診するようにしましょう。病院ではカウンセリングや投薬による治療を行います。トラウマとなった場面をあえて思いだすという治療や、認知療法などを行います。

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