誰にでも起こりうる病気|PTSDに蝕まれる前に|フラッシュバックから心を守る

PTSDに蝕まれる前に|フラッシュバックから心を守る

医師

誰にでも起こりうる病気

看護師

強いストレスが引き金に

怖い夢を見たり、おばけを見たなどという、ちょっとした恐怖体験は誰にでもあることですが、日常生活を送っていくうちにそれは次第に薄れてゆき、忘れてしまいます。しかし、衝撃的で強い恐怖を体験した記憶は心にいつまでも残り続け、ふとした瞬間に思いだしたり、フラッシュバックして過去と同じような恐怖を体験してしまうことがあります。PTSDとは心的外傷後ストレス障害といい、とても怖い思いや死ぬ思いをしたり、重症を負うなど、心に強烈に衝撃を受けることで心の傷となり、何度も思いだして当時と同じ恐怖を感じてしまうという病気です。この病気は普段から気の弱い人など、精神的に弱い人ばかりがかかる病気ではなく、誰にでも起こりうる症状です。特に地震といった震災後では、PTSDの症状に苦しむ人が多く、震災から時間が経過していてもフラッシュバックした記憶にさいなまれたり、当時のニュース映像や、似た災害現場を見たということでPTSDを発症するといったこともあります。トラウマとなって長期にわたり苦しむ人が大勢います。

治療をすれば回復する

PTSDは真面目な人や完璧主義者といったタイプにもよく見受けられます。こういったタイプの人は、弱い自分を認めたくないという気持ちや、他の人に頼らず自分で解決しようと頑張ってしまい、後にPTSDの症状を発症することが多くあります。つらい症状ではフラッシュバックがあります。トラウマとなった体験が急に思いだされることで、精神面が乱れ強い不安や恐怖が起こります。トラウマとなった場所を避ける行動や、会話・関連した人物に接触しないという回避行動も見受けられます。強い恐怖や不安から睡眠障害を発症したり、感情の起伏が激しく、イライラする・ちょっとした物音などで過剰に驚くなどの反応も現れます。つらい症状が現れ日常生活にも支障が出たら、すぐに病院を受診して治療を受けましょう。PTSDでは、認知行動療法で自分の受けた体験やトラウマとなったことを話したり、思いだすことでトラウマを乗り越えるといった治療法などがあります。また、震災など同じような体験をした人たちでグループを作り、体験を語り合うことで乗り越えると言った治療もあります。薬物療法と併せ、不安や恐怖を乗り越えるといった治療があります。

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